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2021.06.25

採用ノウハウ

リスティング広告を使って求人募集を行う

リスティング広告は、商品やサービスを宣伝するために使用されてきましたが、近年では求人募集広告に利用されるケースが多くなっています。では、リスティング広告を求人募集に利用するメリットはどんなところにあるのでしょうか。さらに、料金体系の仕組みや検索エンジン別の特徴について取り上げ、より効果的に優秀な人材を獲得するための方法を考えます。

 

リスティング広告についてと人材募集に利用するメリット

 
リスティング広告についてと人材募集に利用するメリット

リスティング広告とは、Webの検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことを言います。リスティング広告は求人募集でも広く使われるようになり、特にインターネットを自由自在に操る若者向けの求人を出す有用な手段として、多くの企業が取り入れ始めています。

リスティング広告を求人募集で使用すると、自社の求人を検索結果に連動してダイレクトに表示させることができるため、仕事を探している人の目に留まりやすいメリットがあります。通常の求人サイトであれば、まずサイトを表示させて検索条件を入力し、検索結果に沿った求人が自社のものを含めて複数表示され、ユーザーはその中から自分のフィーリングに合った求人の詳細を見ていくという流れになります。そのため、求人にたどり着くまでの工程が必然的に多くなります。また、求人の概要まで到達しても、他に魅力的な求人が併記されていると、なかなか自社の求人の詳細を見てもらえないことも少なくありません。その点、リスティング広告であれば、検索をかけた段階で、自社の求人をダイレクトに表示できることが利点です。

リスティング広告で求人募集をする場合は、様々な要素で絞り込みをかけることで、より効果的な人材募集ができるメリットもあります。例えば、特定の地域に住む人に絞って求人広告を掲載したり、表示できる時間帯を絞ったりすることもできます。このことで、近場の人に求人をかけたり、自社の営業時間に絞って広告を表示させたりすることで、確実に問い合わせに応じられるようにし、優秀な人材を獲得するなどの希望を叶えることができます。

 

リスティング広告を出す際に知っておきたいこと

 
リスティング広告を出す際に知っておきたいこと

リスティング広告を使って求人を出す場合には、料金の仕組みを知っておくことが大切です。リスティング広告は表示させるだけであれば無料で、その広告をクリックすることで初めて課金される仕組みになっています。掲載に際しては、キーワードを指定する必要がありますが、そのワードによってクリックしたときの課金単価が上下する場合があります。そして、広告掲載率に影響を与えるため、特にキーワード選びは慎重に行うことが大切です。

また、リスティング広告での求人広告の運用は、主に大手検索エンジンと、求人情報を専門とする検索エンジンの2つが行っており、このどちらかを利用することになります。まず、大手検索エンジンは、検索した際に上位部分に出される広告と同様のフォーマットで求人の概要が掲載されることがイメージできると思います。一方、求人情報を専門とする検索エンジンを利用する場合は、広告を表示する際に広告掲載主にとって有利になるいくつかの特徴があります。

特徴の一つは、有料枠と無料枠があることです。例えば、同じ検索条件でヒットした求人が複数件あった場合、有料版を利用していると、無料版でヒットした求人よりも上位に表示することができ、ユーザーの目に留まりやすくなります。無料版でも一定の効果を期待できますが、有料版を使用するほうがよいケースもあります。例えば、緊急に人材募集を行いたい場合や、無料版を含めて他の広告媒体を利用して良い結果が得られなかった場合などです。

求人情報に特化した検索エンジンのもう一つの特徴は、求人の詳細から職種や勤務地などの情報を自動で読み取り、ユーザーが反応しそうな求人を表示する自動機能があることです。この機能の利点は、検索キーワードをあらかじめ決めておく必要がある他の検索エンジンに比べて、広告を出す敷居が低くなることにあります。そして、他の媒体を使った場合と比べて応募率が上がったと感じる企業も増えているため、特にリスティング広告による求人募集に慣れていない企業にはメリットが大きいようです。

 

求人募集にリスティング広告を効果的に使う

 
リスティング広告を利用すると、ユーザーの検索結果に連動して自社の求人をダイレクトに表示できるメリットがあります。また、表示されるユーザーや時間帯を絞ることで、自社の希望にかなった人材獲得や、応募者への丁寧な対応を行うことができます。利用できるのは大手検索エンジンと求人募集に特化した検索エンジンで、課金や表示順など、それぞれの仕組みを知って、自社にマッチした方法を選ぶことがポイントです。

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