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2021.07.16

新卒採用

大学に求人を出すときに注意しておくべき点とは?

大学に求人票を送ることで、大学から一定数の学生の応募が見込めます。ただし、求人票の内容一つで、応募数が減ってしまうこともあります。大学からの応募を増やすためには抑えておきたいポイントがあります。求人票の書き方や、求人票以外での大学の選定や大学へのアピールについて知っておきましょう。ここでは大学に求人を出すときの注意点について紹介します。

 

大学を選定するポイント

 
大学を選定するポイント

大学に求人を出すためには、まず大学を選ぶ必要があります。大学の選び方は「自社でどのような人材を求めているか」がポイントとなります。大学のホームページには、卒業後の学生の就職先や進路の割合が必ず記載されています。どのような企業に進む学生が多いのかという点は重要な判断基準となります。これまでに自社と同じ業界へ進んでいる学生が多いようであれば、学生からの応募が来る可能性は高いと考えられます。ホームページだけで判断ができない場合には、大学就職課へ問い合わせてみるのも良いでしょう。

また、大学で開催される企業説明会に参加するという方法も効果があります。意欲の高い学生が参加してくることが予想されるので、学生の雰囲気などを直接見ることができる上に、自社を学生に知ってもらうチャンスでもあるからです。事前に大学に企業名を伝えているのであれば、自社をある程度調べた上で興味を持った学生が参加してくるというケースが多いといえます。企業説明会の形式や仕組みなどは大学によって違うことがほとんどなので、大学就職課へ相談してみるのがおすすめです。やみくもに適当な大学を選ぶのではなく、自社の求める人材と学生が興味を持ちそうな企業を考慮して大学を選定しましょう。

 

OB・OGなどの人脈をフル活用する

 
OB・OGなどの人脈をフル活用する

大学を選定したら、自社にその大学のOBやOGがいないかどうか確認してみましょう。OBやOGを重視するのであれば、大学選定時に合わせて候補の大学出身者を洗い出すのもおすすめです。その大学のOB・OGがいたら、その大学に足を運び、簡単にセミナーを開いてもらうこともできます。セミナーや就職相談会などについては大学によって異なるので、大学就職課に確認してみると良いでしょう。就職支援については、大学も前向きに検討してくれることが多いといえます。

また、学生にとって、同じ大学の先輩が就職しているというのは心強く感じるものです。それだけでも興味を持ってもらえるようになったり、学生の中で認知度が上がったりすることも少なくありません。

 

求人票の書き方とは

 
求人票の書き方とは

職業安定法により、求人票には必ず記載しなければいけない内容が決められています。下記の内容は必ず求人票に記載しなければなりません。

 

・業務内容
・契約期間
・試用期間
・就業場所
・就業時間
・賃金
・加入保険
・募集者の名称
・雇用形態

 

多くの場合は大学で求人票のフォーマットを用意しているため、項目ごとに記入して大学に登録してもらえれば問題ありません。ただし、フォーマットがなく、一から自分で記入して大学に送る場合には、上記の記載内容に漏れがないように気を付けてください。

大学内のキャリアセンターや就職支援センターだけでなく、大学独自のWEBツールにより、インターネットで大学の求人情報を確認する学生も増えています。スマートフォンから見ることができれば、空き時間に求人を手軽にチェックすることができるので、学生にとってはとても便利なのです。そういう学生の動きを想定して、求人票を作る必要があります。

 

学生に興味を持ってもらい、応募数の増加に繋げる

 

応募数の確保・増加のためには、自社への興味を持ってもらうことが一番です。そのためには慎重に大学を選ぶ必要があります。求人票の登録以前にも、企業説明会やセミナーなど、様々な方法で学生に自社をアピールすることができます。学生にとってはその時のイメージが全てとなることもあるので、自社の良い印象をしっかり伝えられるようにしましょう。

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