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求人ボックス
【Indeed利用中の企業必見!】今求人ボックスが注目されている理由とは?Indeedとの違いを徹底比較!
採用市場が年々激化する中、企業が優秀な人材を効率よく確保するには、効果的な求人ツールの選択が不可欠です。多くの採用担当者がIndeedを活用している一方で、今注目を集めているのが求人ボックスです。
「採用活動を成功させるには、なるべく多くの有望な求職者にアプローチしたい」この想いを抱える人事担当者の皆さんが、まず頭に浮かべるのが世界的にも知名度の高い“Indeed”かもしれません。
もちろんIndeedは強力な手段の一つなので無視することはできませんが、実は国内で急速に台頭している「求人ボックス」にも独自の強みがあります。
求人ボックスとは?
求人ボックスは、株式会社カカクコム(価格.comや食べログで有名)が運営する日本最大級の求人検索エンジンです。多くの求人情報を集約し、求職者が職種や勤務地、雇用形態で簡単に検索できる仕組みを提供しております。
Indeed同様、求人ボックスもアルバイトやパートから正社員、派遣、業務委託など、多種多様な働き方の求人が集まっています。ここ最近、日本国内で急速にユーザー数を伸ばしているので、まだIndeedほどの知名度はないものの、「あえて求人ボックスで探す」層や、複数のサービスを併用しているアクティブ求職者層にもリーチできます。
また、求職者視点でIndeedと大きく異なるのは日本国内に特化したサイトだからこそ日本独自の細やかな検索オプションが用意されていることです。駅名や市区町村など地域密着型のキーワードで探しやすく、業種・職種カテゴリーが日本仕様で最適化されており、雇用形態や待遇面も日本の労働条件に即した形で検索できることも求人ボックスの魅力の一つです。
こうした「日本の慣習に合わせた検索機能」は、求職者の離脱を防ぎ、最適なマッチングにつながりやすい特徴があります。Indeedは企業規模を問わず活発に利用されており、同職種の求人が大量に並ぶこともしばしば。一方、求人ボックスはまだ参入段階の企業も多く、競合が分散しすぎていないため、自社の求人が相対的に目立ちやすいケースもあります。
「とりあえずIndeedには載せている」という企業が多い一方、求人ボックスに有料掲載している企業はまだ限られているため、早めに参入することでお得に多くの目に触れられる可能性があります。
このような点から求人ボックスは日本国内の求職者に強くアプローチでき、効果的にターゲット層へ求人情報を届けられるツールとして多くの企業が利用し始めています。
Indeedにプラスして求人ボックスを活用している企業が増加している理由とは?
採用活動において、複数の求人媒体を活用することは採用成功率を高める基本戦略の一つです。
日本国内における複数媒体を利用している企業の中ではIndeedと求人ボックスこの2つの組み合わせが圧倒的に多く見受けられます。求職者は複数の求人検索サイトを併用するケースが多いため、Indeedと求人ボックス両方に掲載することで、より多くの接触機会が生まれます。それぞれの検索エンジンの特性や利用者層が異なるため、両方に掲載することで応募者の幅が広がり、応募数の増加や採用率アップが期待できます。
また、媒体ごとにクリック単価や応募率を比較し、高パフォーマンスの媒体に予算を振り分け、より費用対効果の高い運用の実現も可能になります。併せて様々な職種やエリア、その他募集ターゲットなどそれぞれ異なる求人がどちらのサイトでより効果を発揮できるのかを分析し、的確な媒体選定もできます。
Indeedと求人ボックスは、求人サイトとして多くの求職者を抱える代表的なプラットフォームです。採用力をより強固にするためには、まずは複数の媒体をテストし、媒体ごとの効果を継続的に把握・分析することが重要です。求人原稿の改善やキーワード選定などを繰り返しブラッシュアップしながら、Indeedと求人ボックスの併用で最大限の採用効果を得られるよう運用していきましょう。
以下に、Indeedと求人ボックスを併用したことで採用成功につながったとされる、いくつかの事例を挙げます。あくまで一般的な成功パターンをまとめたものであり、企業規模や職種・地域によって結果は変動しますが、運用のヒントとしてご参照ください。
1. 地方の飲食チェーン:アルバイト採用がスピードアップ
■企業属性
地方で複数店舗を展開する飲食チェーン(主にホールスタッフ・キッチンスタッフを募集)
■課題
- アルバイト・パートの入れ替えが多く、常に高い採用需要
- Indeedで一定の応募はあるが、競合が激しくなっておりコストが割高に
- 地元密着層へのリーチが不足していた
■取り組み
- Indeedで有料スポンサー掲載(特定の駅名・エリアを含むキーワード設定)
- 求人ボックスでも有料枠を併用し、エリア別に入札単価を調整
- 両媒体で新規出稿する際、店舗写真やスタッフの声を充実させた求人原稿を作成
■結果
- 地元志向のアルバイト層をカバーしやすい求人ボックス経由で、応募数が約1.5倍に増加
- Indeed単体よりもトータルのクリック単価が安くなり、応募1人あたりのコストが20%削減
- これまでは採用難だった深夜シフトや郊外店舗でも面接数が増え、採用スピードが向上
2. 中堅IT企業:中途採用の母集団形成を拡大
■企業属性
従業員200名規模のIT企業(エンジニア・Webディレクターなどを中途採用)
■課題
- 主要な転職サイトでも掲載していたが、応募単価が高くなりがち
- Indeedにはすでに求人を出していたが、専門人材へのリーチが限られる
- 新卒採用との混在で一時的に採用管理が煩雑化
■取り組み
- Indeedに加えて求人ボックスの有料スポンサー枠を設定
- エンジニア向け求人原稿はSEOキーワードを意識し、**「プログラミング言語」「開発環境」**などの表記を充実
- 応募管理システム(ATS)と連携させ、媒体別に応募数・採用率を可視化
■結果
- Indeedからは変わらず一定の応募が来る一方、**求人ボックスで“幅広く求人を探すIT系転職者”**へも訴求でき、応募総数が1.2倍に増加
- 応募管理システム上で比較したところ、求人ボックス経由のエンジニア応募者の内定率が高いことが判明
- 求人ボックス分の入札単価は当初低めに設定していたが、効果が見えたため予算を増額し、月間採用数2〜3名を安定的に確保
3. 小売チェーン:大量採用時期の応募数確保
■企業属性
全国展開する大手小売チェーン(レジスタッフや品出しスタッフを大量募集)
■課題
- 春先や年末などの繁忙期に一度に10〜20名の大量採用が必要
- これまではフリーペーパーや折込チラシ、店舗ポスターも使っていたが、応募母数が伸び悩んでいた
- Indeedのみでは競合が増え、季節需要と重なってクリック単価が高騰
■取り組み
- 繁忙期限定でIndeedと求人ボックス両方を有料強化し、大量採用キャンペーンを展開
- メインターゲット(主婦・学生)向けに、シフト柔軟性・時給アップなどの条件を全面に打ち出し
- 各店ごとの求人原稿を細分化し、地域名や最寄り駅をキーワードに盛り込む
■結果
- 近所でアルバイトを探す主婦・学生に求人ボックスがヒットしやすくなり、応募総数が2倍以上に増加
- 繁忙期ごとの応募確保に成功し、現場の負担が大幅に軽減
- 短期間で多くの応募を集める必要があるため、媒体を複数併用する方がコスパが良いことを実感し、その後も継続利用を決定
4. 地域密着型の介護施設:パート・アルバイトの採用強化
■企業属性
地域密着型の介護老人保健施設(入所施設、デイケア併設)
■課題
- 高齢化に伴い利用者が増加し、ヘルパーや介護職員のパート採用が急務
- 施設のある地域がやや郊外であり、交通の便がよくない
- Indeedで有料スポンサー枠を試したが、競合施設も多くクリック単価が高騰気味
■取り組み
- 求人ボックスにも有料枠を併用
- 無資格や未経験でもOK、研修サポートあり、日勤・夜勤の働き方を選択可能など応募者へのアピールポイントを明確化
- 求人原稿に施設内の写真やスタッフの声を掲載し、働くイメージを掴みやすく
■結果
- 今まであまり応募が来なかった層(未経験主婦やブランクありの介護職経験者)が、求人ボックス経由で増加
- Indeedと併用することで応募数が1.5倍にアップし、人手不足だったシフトをカバー
- 応募単価(CPA)の平均が15%ほど下がり、面接~採用までの期間が短縮
5.地場商社:未経験OKの営業職募集で応募者層を拡大
■企業属性
地方都市に拠点を置く商社(食品・日用品の卸売など)
■課題
- 業績拡大に伴う営業スタッフ増員(未経験からの若手育成が前提)
- 大手商社と比べると認知度が低いため、応募母数が少ない
- 地方の若年層が「営業職」という職種にあまりピンと来ていない
■取り組み
- 求人ボックスを新たに有料で追加し、Indeedと求人ボックスの2媒体で並行して掲載
- 原稿は「未経験でも研修充実」「若手が活躍中」など、育成体制を強調
- 募集地域の駅名・市区町村名を求人タイトルや本文に入れて、ローカルキーワードでの検索ヒットを狙う
■結果
- Indeed経由はキャリア志向の応募者が多い一方、求人ボックスでは未経験者を中心に応募が増加
- 2媒体併用で応募総数が約1.3倍にアップし、採用までに要する期間が短縮
- 数値を確認すると、応募単価(CPA)は2媒体併用前と比べ約15%ダウン。質・量ともに向上し、最終的に3名を採用
媒体選びの着目すべきポイント
Indeed・求人ボックスに限らず、ユーザー数が多いプラットフォームほど多くの応募が期待できる可能性はありますが、必ずしも「ユーザー数=採用成功」ではありません。 以下の視点もあわせて考慮すると、より実践的な活用ができます。
ターゲットとの相性
- 求人ボックスはアルバイト・パート層など、地域密着や若年層のニーズが強い
- Indeedはグローバル規模で知名度が高く、正社員・中途採用など幅広い
費用対効果(コスパ)
- クリック単価(CPC)や応募あたりのコスト(CPA)を比較しながら運用
- 「思ったほど応募に繋がらない」という場合は、求人原稿の改善やキーワード最適化が必要
掲載ポジションや媒体特性
- 有料枠(スポンサー求人)の競合状況は媒体によって異なる
- 露出の高さだけでなく、求人内容やブランディングも重要
Indeedは世界最大級の月間3億ユーザー(グローバル)規模、国内もおそらく数千万規模でトップクラス。求人ボックスは具体的な数字は非公表だが、数百万〜数千万単位のユーザーがいると推定。特に国内向けの求人が充実し、今後も拡大が見込まれる。
数字の絶対値だけでなく「求める人材層・地域・採用職種にマッチした求人媒体を複数使って最適化する」発想が採用活動では大切です。ぜひそれぞれの媒体特性を理解したうえで、効果検証を繰り返し、成果を最大化する運用を心がけてください。
両者を併用することで、求人検索エンジンが異なるユーザー層にリーチし、応募数・採用率の向上と費用対効果の改善が期待できます。また、求人原稿のクオリティアップや、企業の魅力をわかりやすく発信する工夫をすることで、ミスマッチの減少や定着率向上にもつながります。
ぜひ、各業界ならではのポイントを押さえつつ、Indeedと求人ボックスを活用した採用戦略を検討してみてください。